新春経済懇談会・会員懇談会

2021.02.01(月)富山会場

公開日時:2021/02/01

2020年度会員懇談会(富山会場)を富山第一ホテルにて、オンライン配信を併用して開催し、会場で18名、オンラインで約110名が参加した。

今年度の会員懇談会は、2019年に公表した「北陸近未来ビジョン」にて掲げる「スマート・リージョン北陸の実現にむけて」を統一テーマとし、今回の富山会場では「北欧に学ぶ生産性向上と女性活躍」をテーマとして講演会を行った。なお、首都圏での非常事態宣言発出により、講師は東京からオンラインで講演を行った。

久和会長の挨拶の後、駐日フィンランド大使館一等書記官ニーナ・ヴァイサネン氏より、「幸福度世界一の国フィンランド~労働生産性が高い理由~」と題して、フィンランドでは、良質なワークライフバランスの充実により個人の幸福や高い労働生産性を実現できており、また質の高い教育やデジタル化が高い生産性につながっていると講演頂いた。

次に、フィンランドセンター所長アンナ=マリア・ウィルヤネン氏より、「女性は世界最大の未開発の才能の宝庫!」と題して、男女平等指数世界3位(日本は121位)のフィンランドで女性の社会進出を実現させている理由や、日本で女性の社会参加を導くためのロールモデル作りを推奨すること等のアドバイスを頂いた。

講演後、参加者からの質疑応答や意見交換を行い、最後に髙木副会長から閉会挨拶を頂いた。

北経連 久和会長
駐日フィンランド大使館 ニーナ・ヴァイサネン一等書記官

フィンランドセンター アンナ=マリア・ウィルヤネン所長
北経連 髙木副会長