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第21回 北陸(日本)・韓国経済交流会議
2025.09.04
第21回 北陸(日本)・韓国経済交流会議
2025.09.04
<日韓国交正常化60周年記念事業>第21回 北陸(日本)・韓国経済交流会議
【日時】8月26日(火) 10:00-17:30
【場所】ANAクラウンプラザホテル金沢
【参加者】日本側)中部経済産業局、北陸三県、関係経済団体、会員企業等66名、韓国側)産業通商資源部、東部4自治体、駐日大韓民国大使館、韓日経済協会、経済団体、民間企業等48名 計114名
【テーマ】「日韓国交正常化60周年、地域経済の 成長と発展に向けて~経済連携と交流の拡大~」
セッションⅠ:各自治体の地域活性化政策
セッションⅡ:①カーボンニュートラル、②女性 活躍&DE&I、③港湾物流
日韓国交正常化60周年記念事業である北陸(日本)・韓国経済交流会議が、金沢市にて開催され、北陸三県と韓国の東海岸2市・2道の自治体、経済団体、研究機関、民間企業等が参加した。
開会にあたり、金井会長と韓日経済協会の徐錫崇(ソ・ソクスン)常勤副会長が挨拶を行い、続いて中部経済産業局の寺村局長、韓国産業通商資源部の金鍾喆(キム・ジョンチョル)通商協力局長が祝辞を述べた。その後、石川県商工労働部の西村部長が開催地を代表して挨拶を行った。
元NHKソウル支局長、元解説主幹の出石直氏をコーディネーターとして招き、セッションⅠでは日韓両国の自治体代表7名が地域活性化政策を紹介。セッションⅡでは、①カーボンニュートラル、②女性活躍&DE&I、③港湾物流の3テーマについて、両国の企業・団体から8名が取り組みを発表した。特に、カーボンニュートラル推進に向けた協業の可能性や、港湾物流におけるクルーズ船を含めた連携強化について、活発な意見交換と質疑応答が行われた。
また、北陸AJECと社団法人韓日経済協会は、北陸三県と韓国東部4自治体との地域経済活性化および経済交流のさらなる促進を目的とした覚書の調印式を実施。会議全体を通じて、日韓両国が共通の課題に向き合いながら交流活性化と経済連携を深めていく重要性を確認した。次回は来年、韓国南東部の経済・産業拠点である大邱広域市にて開催予定。
終了後の歓迎レセプションでは、石川県広報映像の上映や輪島の和太鼓演奏に続き、石川県の浅野副知事が歓迎の挨拶を行った。記念品交換と記念撮影の後、北陸経済連合会・高納国際委員会委員長の発声で乾杯し、参加者は和やかに歓談した。
なお、実施報告書は来月半ば頃発刊予定。


