北陸新幹線建設促進石川県民会議 令和7年度総会
公開日時:2025/08/08
日時:8月8日(金) 11:00-12:20 場所:石川産業展示館2号館 参加:400名
北陸新幹線建設促進石川県民会議の総会が開催され、敦賀以西の延伸について、米原ルートも含めて早急に全線開業の方策を検討するよう国に求める決議を再び採択した。
馳石川県知事は、敦賀・新大阪間について、「小浜ルート認可着工はこれ以上先送りにすべきではない。課題解決のめどが立たない場合は米原ルートを含めて検討し、一日も早い早期全線整備を目指すべき」と述べた。
金井会長は、金沢・敦賀間について、「開業により、北陸と首都圏との時間距離が大幅に縮まるとともに、北陸三県の主要都市が概ね1時間で結ばれ、北陸域内での交流の活発化、観光客の増加、企業進出や投資の活性化など非常に大きな効果が現れている。」と述べ、敦賀・新大阪間については、「大きな経済波及効果とともに、国土強靭化の観点から新大阪まで東海道新幹線とは別ルートで結ぶ必要がある。大阪までの一日も早い全線開業に向け、関西の経済団体や北陸三県と緊密に連携し、関西での機運醸成にも全力で取り組む」と意気込みを語った。
大会には、石川県選出の国会議員、蔭山関西経済連合会 リニア・北陸新幹線専門委員長、軸丸国土交通省北陸信越運輸局次長が出席し、挨拶した。
また、田中鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北陸新幹線建設局長からは「新幹線建設の施工上の課題」について説明があった。
